私たちが紹介する秦泉寺由子の世界 秦泉寺由子 in Kochi
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 この度、2007年6月1日(金)〜7月1日(日)の一ヶ月間、高知市において 「秦泉寺由子 in Kochi」を開催することになりました。この企画は、高知の街でキルト作家としての活動を始めた秦泉寺由子さんとともに、25年間の作品を高知の人に鑑賞して頂く機会・場所を提供し、また、ネットワーク展開することにより高知の街を活性化することを目的とするものです。

 秦泉寺由子さんは、カナダでアーミッシュキルトに出会い、手仕事によって生み出された布の深い精神性に強い感銘を受けました。土地や暮らしに根ざしながら世界中に広がるキルトを世界ワードと捉え、独学でキルトを学び、自分を表現するために創作を開始。その後、バリ島に工房を設け、その精神世界を表現するために熱帯の天然染料の研究に取り組み、その中で青竹と出会います。そして、竹の持つ奥深さと力強さによって生み出される複雑な「白」を神彩と名づけました。現在は、その独自の才能と活動が認められ、海外の展覧会への出品や各国の美術館に作品が収蔵されるなど、 活躍の場は世界へと拡がっています。バリ島の工房で布や糸を染め、京都で縫うという作業を行いながら世界各地で 精力的に作品を発表する今日も、第2の故郷・高知への想いは変わることがありません。

 また、高知には、 秦泉寺さんから直接手ほどきを受けたキルター達が活躍しており、多くの友人やファンもいます。日本人としての技術・感性をキルトワークに反映させ、アジアから世界に新しい道を拓いた秦泉寺さんの、「創作の軌跡を高知の人に見て欲しい、そして新たな挑戦へのスタートとしたい」そんな熱い思いを受け、高知の街に秦泉寺由子の世界を展開し、全国にその情報を発信するため、公共施設・ギャラリー・ レストラン・キルターなど異業種の仲間が集いました。秦泉寺さんの作品・暮らしをあらゆる角度から紹介して参ります。

 そして、参加してくださる鑑賞者の皆様には、スタンプラリー形式で楽しみながら会場を訪ねて頂き、忙しい現代において忘れられがちな丁寧な手仕事に触れることによって、豊かな時間をすごしていただきたいと考えています。

●秦泉寺由子プロフィール
キルト作家。京都女子大学卒業後、北米で生活を始める。1979年、カナダ・オンタリオクラフト79プロビンシャル賞を受賞。1980年帰国。高知で生活後、京都とバリをベースに活動し、世界中で展覧会が開催される。アート・アンド・デザイン美術館(ニューヨーク)など世界中の美術館に作品が収蔵されている。著書も多数で「シンプルキルト・秦泉寺由子の白のデザイン」など
 
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